正しい靴の履き方
はじめに
こんにちは。
作業療法士のらいごです。
皆さんは、正しい靴の履き方をご存じでしょうか?
多くの方が使用している靴ですが、意外と履き方から教えて貰った経験は少ないと思います。
過去には正しい履き方を知らず、ウオノメやタコ、巻き爪に苦しんだ経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、子どもから大人まで使える正しい靴の履き方について、お伝えします。
目次
- 正しい靴を履くための2ステップ
- 人間の足の形
- おわりに
正しい靴を履くための2ステップ
結論からお伝えしますと、正しい靴の履き方は以下の2ステップで行いましょう。
①かかとをしっかり収める
②靴ひも(ベルト)をしっかりと締める
もう少し詳しく説明します。
かかとをしっかり収める
かかとを靴にしっかり収めることで、靴の中で足と中底が密着し、歩きやすさや走りやすさに繋がります。
また、かかとから靴ひもがある位置は、運動中動かさないことを推奨されている部位とされています。
やり方としては、座った状態で床にかかとを『トントン』と軽く押すことをお勧めします。
靴ひも(ベルト)をしっかりと締める
靴ひもをしっかり締めないと、靴の中でかかとだけが浮いてしまい、つま先や足の甲に大きな負担が掛かってしまい、痛みや足の変形に繋がります。
逆に靴紐をしっかり締めることにより、足のアーチを維持することが出来、かかとが歩く際の踏み返す力をサポートしてくれるようになり、楽に歩くことが出来ると考えられています。
しかし、普段から靴ひもを使用している場合には「毎日ほどいて縛るのはめんどうだなぁ」と思う方もいるでしょう。そんな時には、始めからマジックテープやベルトタイプの靴または、最近見つけました『結ばない靴ひも』シリーズもあります。是非ご検討ください。
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人間の足の形
人間の足の骨は、片足で26個、両足で52個あります。
全身の骨は206個あるので、その1/4が足にあることになります。
多くの骨があることで、バランスが取りやすく、複雑な動きに対応することが出来ます。
しかし、足の骨は頭や肩甲骨に比べると小さな骨で出来ています。
その小さな骨を薄い筋肉や靱帯で制御しているため、少しでもズレると体のバランスが崩れ、足の変形に繋がることもあります。
ですので、皆さんにあった靴選びと履き方が重要になってきます。
おわりに
今回は正しい靴の履き方について、お話させて頂きました。
最近私自身も靴屋さんから教えて頂き、自身の仕事と私生活でも実践したい内容だと感じました。
次回は、本文でも書かせて頂いた『靴選び』をテーマにお話しして行こうかと思います。
本日も記事をご覧いただき、ありがとうございました。
何か気になった点や感想がありましたら、コメントにてご連絡を頂けると大変嬉しいです。よろしくお願いします。