正しい靴の履き方

はじめに

 こんにちは。

 作業療法士のらいごです。

 

 皆さんは、正しい靴の履き方をご存じでしょうか?

 多くの方が使用している靴ですが、意外と履き方から教えて貰った経験は少ないと思います。

 過去には正しい履き方を知らず、ウオノメやタコ、巻き爪に苦しんだ経験がある方もいらっしゃるかもしれません。

 今回は、子どもから大人まで使える正しい靴の履き方について、お伝えします。

 

目次

  • 正しい靴を履くための2ステップ
  • 人間の足の形
  • おわりに

 

正しい靴を履くための2ステップ

 結論からお伝えしますと、正しい靴の履き方は以下の2ステップで行いましょう。

 

 ①かかとをしっかり収める

 ②靴ひも(ベルト)をしっかりと締める

 

 もう少し詳しく説明します。

 

かかとをしっかり収める 

f:id:gonFly118:20211107205353p:plain

 かかとを靴にしっかり収めることで、靴の中で足と中底が密着し、歩きやすさや走りやすさに繋がります。

 また、かかとから靴ひもがある位置は、運動中動かさないことを推奨されている部位とされています。

 やり方としては、座った状態で床にかかとを『トントン』と軽く押すことをお勧めします。

靴ひも(ベルト)をしっかりと締める

f:id:gonFly118:20211107205819p:plain

 靴ひもをしっかり締めないと、靴の中でかかとだけが浮いてしまい、つま先や足の甲に大きな負担が掛かってしまい、痛みや足の変形に繋がります。

 逆に靴紐をしっかり締めることにより、足のアーチを維持することが出来、かかとが歩く際の踏み返す力をサポートしてくれるようになり、楽に歩くことが出来ると考えられています。

 しかし、普段から靴ひもを使用している場合には「毎日ほどいて縛るのはめんどうだなぁ」と思う方もいるでしょう。そんな時には、始めからマジックテープやベルトタイプの靴または、最近見つけました『結ばない靴ひも』シリーズもあります。是非ご検討ください。

Amazon.co.jp: 結ばない靴ひも, 靴の着脱を簡単に レースロック 伸縮するワンタッチゴム靴紐 お子様、大人、ご高齢者、アスリート、靴紐を結ぶのが苦手な方 : シューズ&バッグ

 

人間の足の形

f:id:gonFly118:20211107184325j:plain

 人間の足の骨は、片足で26個、両足で52個あります。

 全身の骨は206個あるので、その1/4が足にあることになります。

 多くの骨があることで、バランスが取りやすく、複雑な動きに対応することが出来ます。

 しかし、足の骨は頭や肩甲骨に比べると小さな骨で出来ています。

 その小さな骨を薄い筋肉や靱帯で制御しているため、少しでもズレると体のバランスが崩れ、足の変形に繋がることもあります。

 ですので、皆さんにあった靴選び履き方が重要になってきます。

 

おわりに

 今回は正しい靴の履き方について、お話させて頂きました。

 最近私自身も靴屋さんから教えて頂き、自身の仕事と私生活でも実践したい内容だと感じました。

 次回は、本文でも書かせて頂いた『靴選び』をテーマにお話しして行こうかと思います。

 本日も記事をご覧いただき、ありがとうございました。

 何か気になった点や感想がありましたら、コメントにてご連絡を頂けると大変嬉しいです。よろしくお願いします。